H30年管理計測問1-2その2(放射線取扱主任者)

まず「中性子フルエンスを周辺線量当量に換算するための係数」について考えて欲しいのですが、これは「中性子フルエンスにこの係数を乗ずると周辺線量当量が求まる」という意味です。
この係数をkとして式で表すと下記のようになります。
$$\left(中性子フルエンス\right)\times k=\left(周辺線量当量\right)$$
上式を時間で割って、単位時間当たりについて考えると下記のようになります。
$$\left(中性子フルエンス率\right)\times k=\left(周辺線量当量率\right)$$
上式より 「中性子フルエンスを周辺線量当量に換算するための係数」 は「中性子フルエンス率を周辺線量当量率に換算するための係数」と同じであることが分かります。

よって、(ウ)の線量当量率は(イ)を用いて下式のように求まります。
$$57[cm^{-2}s^{-1}]\times385[pSv\,cm^2]\\=57\times3600[cm^{-2}h^{-1}]\times385\times10^{-6}[\mu Sv\,cm^2]\\=79.0\cdots[\mu Sv\,h^{-1}]$$

私ならとりあえず下記のように概算して、後で時間が余れば筆算します。$$57\times3600\times385\times10^{-6}\\=5.7\times3.6\times3.85\\\approx6\times3.5\times4=84$$

ちなみに、概算した値が本来の値に比べて小さいのか/大きいのか、選択肢同士で値がどれくらい離れているのか、について考慮して計算することで、概算の値の丸め方に起因するミスを減らせます。
この辺はいつか詳しく話せればと思ってます。

次回は(エ)以降の解説をしていきます。

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