H30年管理計測問2-1その2(放射線取扱主任者)

前回記事ではγ線スぺクトロメトリーについて、この問題文で聞きたい内容は何なのか概要を説明しました。
詳しくは前回記事を見て欲しいのですが、コンプトン連続部による土台部分を除いて、ピーク部分のみのカウントを求めるにはどうしたらいいのか、ということでした。
ピーク部分のカウントを求める方法にはいくつかあるのですが、今回は問題文に載っている2つについて大雑把に解説します。

まず(1)は関数フィッティング法に関する説明となります。
関数フィッティング法とは、光電ピークは正規分布(ガウス分布)であると仮定して、ピーク部分のもっともらしい関数を求め、ピークのカウントを求める方法です。

図4
図5
図6

上図で説明します。
正規分布の赤線(図4)とコンプトン連続部の青線(図5)を足すと、ピークは図6のような形状の関数になると想定されます。
ですので図6のような関数になるという想定のもと、実際のスペクトルから最小二乗法などによってもっともらしい関数を求めます。
そして、その関数からピーク部分のカウントを求めます。
※今回は分かりやすいように図5は直線にしていますが、実際には曲線で考えることがほとんどでしょう。

ということで、問題の解答はA「2、ガウス」、B「4、関数フィッティング」でした。
次回はコベル法について解説します。

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